【受付中】第95回民族学研修の旅「アルテ・ポプラル─メキシコの民衆芸術をを訪ねる」

末尾の受付フォームにご記入のうえ、お申し込みください。

【2024/09/27更新】
諸事情により、申込締切日が変更になりました。
当初12月下旬でご案内しておりましたが、2024年11月14日(木)が、
申込締切の目安となります。
参加をご検討の方は、上記期日を目安に事務局までご連絡ください。

タイトル
第95回民族学研修の旅
アルテ・ポプラル――メキシコの民衆芸術を訪ねる

画像をクリックするとPDF(表裏面)をご覧いただけます。

内容
あふれる色とはじめる形!
ラテンアメリカでは、民衆のつくる洗練された手工芸品を「アルテ・ポプラル(民衆芸術)」とよびます。民衆芸術には、生活用品から土産物、コレクター向けの高級品まで多様な作品が含まれます。表現手段も、陶器や木彫り、絵画や版画、織物、雑貨に至るまでさまざまです。ラテンアメリカの民衆芸術はどうして多様なのでしょうか。その答えは、ラテンアメリカの人びとがたどってきた歴史のなかに見つけることができます。
5年ぶりに再会する民族学研修の旅では、「民衆芸術」をテーマにメキシコを訪ねます。2023年春に開催したみんぱくの特別展「ラテンアメリカの民衆芸術」のエッセンスを現地で体験するのが今回の企画のねらいです。民衆芸術をとおして、ラテンアメリカの歴史の多層性と文化の多重性を体感しましょう。

画像をクリックするとPDF(表裏面)をご覧いただけます。

この旅では、特別展で着目した3つのキーワード【諸文化が生み出した造形表現】【「国民の芸術」として振興された表現】【市民による批判精神としての表現】をもとに現地を訪問します。これらの要素が、現在も継続し、存在していることが、ラテンアメリカの民衆芸術の多様さを生み出しているのです。
旅では、民衆芸術の生産地やみんぱくの所蔵資料を制作した工房などを訪ねます。街歩きしながら公共空間に描かれた絵画や版画作品を見学するほか、遺跡や教会、ローカルな市場にも足を運びます。
「メキシコのいま」をつくる人びとの経験や営みにふれるとともに、その地で生み出された豊かな造形表現を楽しみます。

※詳しい行程はこちらをご参照ください。

講師
鈴木 紀
(国立民族学博物館教授)

日程
2025年2月17日(月)〜25日(火)【9日間

申込締切
2024年 11月14日(木)
友の会会員(*)は2024年9月3日(火)、それ以外の方は9月10日(火)より受付開始。
*維持会員、正会員、家族会員が対象です。
上記会員以外の方は、維持会員か正会員もしくは体験会員(4,000円)にご登録ください。

募集人数
25名(最少催行人数15名)
※申込先着順

参加費
724,000円
(行程中の移動費、食費、宿泊[相部屋]、見学費を含む)

お問い合わせ・お申し込みについて
お申し込みは、受付フォームもしくは電話をご利用ください。追ってお手続き書類を郵送いたします。正会員の方は同伴者1 名まで同条件でお申し込みいただけます。

研修企画
公益財団法人千里文化財団 「国立民族学博物館友の会」係
TEL:06-6877-8893 ※受付時間 :平日9:00〜17:00
旅行企画・実施
株式会社メキシコ観光
03-5811-1791


    内容確認画面

    よろしければ「確認済」にチェックを入れ、「送信」ボタンを押してください。


    【終了】第94回 ひと、もの、くにのはじまりを探して:陸路で行くベトナム・ラオス

     

    タイトル
    ひと、もの、くにのはじまりを探して:陸路で行くベトナム・ラオス

    内容
    陸路だからこそ見えてくる、地域のありままの暮らし、たくさんの生き方。
    ベトナムとラオスの多様性に満ちた文化と歴史の奥深さを肌で感じる11日間。

     ベトナムとラオスは、両国ともに国土の7割を山地が占め、平地部には主要民族(ベトナム=キン、ラオス=ラオ)が、山間部には少数民族が多く暮らしています。
     この旅では、ベトナムの首都ハノイからディエンビエンフー経由で国境を越え、ラオス北部に位置するルアンナムタ―を陸路で目指します。その道中で、言語、生活様式、環境利用の異なる民族が、それぞれの土地に適応しようとしてきた歴史の証をみることができます。味わい深い料理、美しい手仕事、信仰や儀礼との出会い。キン、ラオ、黒タイの神話的な故地や、諸民族の行き交う市場、伝統的な家屋の立ち並ぶ集落などを訪ねます。
     中国式官僚国家(ベトナム)と東南アジア的仏教国家(ラオス)の連続と断続という歴史の深み、人びとの暮らしの豊かさを肌で感じられる11日間です。

    講師
    樫永 真佐夫(国立民族学博物館教授)

    期間
    2019年11月22日(金)〜12月2日(月)【11日間

    申込締切
    2019年10月11日(金)

    募集人数
    25名(最少催行人数15名)※申込先着順

    参加費
    379,000円(他、燃油特別付加運賃等が必要です)

    注意事項
    ・おひとり部屋(有料)のご希望もうけたまわります。ただし、一部地域のホテ  ルは部屋数が少ないため、相部屋をお願いするか分宿になる可能性がありま
     す。その場合は一部料金を返金いたします。
    ・正会員もしくは体験会員にご登録いただくことで、一般の方もご参加いただけ  けます。正会員同伴の方は1名に限り、会員登録なくご参加いただけます。

    糸づくりをするレンテンの女性
    黒タイの高床式住居
    壮大な棚田
    山の恵みが集うルアンナムタ―の市場
    釣りをする黒タイの少年たち(以上、写真はすべて、提供・樫永真佐夫)

    【終了】第93回 インドネシア東部、ヌサトゥンガラ諸島の住まいを訪ねる

    タイトル
    インドネシア東部、ヌサトゥンガラ諸島の住まいを訪ねる

    内容
    インドネシアの個性豊かな住まいを訪ねる第2弾!
    フローレス島、ティモール島、スンバ島の3島が舞台です。

    1万を超える島々に200以上の民族が暮らすインドネシア。その家屋や集落には、配置や方位、装飾やシンボリックな形状に人びとの世界観を見ることができます。

    本企画の舞台は、いまなお訪れる人の少ないヌサトゥンガラ諸島に属する3つの島。フローレス島、ティモール島、スンバ島を訪ねます。巨大な円錐形の高床住居や神が住まうとんがり屋根の家々など、島ごと民族ごとに異なる個性豊かな住まいを見学します。集落散策のほか、独特の生態系を維持する島の自然を堪能するプログラムもご用意しました。

    住空間のあり方は、この半世紀のあいだに大きく様変わりしました。個人のものでも、人間のみの所有物でもない「住まい」本来のあり方をインドネシアの島々にさぐります。

    ご不明な点がありましたら、事務局までお問い合わせください。詳細が必要な方には旅程を記したチラシを郵送いたします。

    講師
    佐藤 浩司(国立民族学博物館准教授)

    期間
    2019年6月7日(金)~6月18日(火) [12日間]

    申込締切
    2019年4月26日(金)

    定員
    25名(最少催行人数15名)

    参加費用
    510,000円(他、空港使用料等が必要です)

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    備考
    ■お一人部屋(有料)のご希望もうけたまわります。
    ■正会員、体験会員にご登録いただくことで一般の方もご参加いただけます。

    屋根裏に神が住まうスンバ島の集落
    フローレス島リオ人の中心家屋。東インドネシア最大級の木造家屋
    フローレス島ンガダ人の集落
    現生する世界最大のオオトカゲ コモドドラゴン。大きいものは体調3mにも達する
    光の加減で湖水の色が変わるクリムトゥ山頂のカルデラ湖でご来光を拝みます。山頂付近まで車で移動し、少し歩きます
    周辺は住まいに負けず劣らず個性豊かなイカット(絣織)の産地です(以上写真はすべて、提供・佐藤浩司)

     

    第92回 融合と共存の北西インドをゆくー女神信仰とインド叙事詩の祭礼の期間に訪ねる

    タイトル
    融合と共存の北西インドをゆくー女神信仰とインド叙事詩の祭礼の期間に訪ねる

    内容
     北西インドの多様な宗教世界にふれる10日間。神話を下敷きにしたふたつのヒンドゥー教祭礼を見学します。

     多くの言語、多くの民族がひしめく国インド。なかでも北西インドでは、異民族の侵入とそこで生じた文化の融合の歴史が、人びとの多様な価値観を育みました。宗教も例外ではなく、4000年の歴史のなかで培わ
    れたさまざまな信仰のあり方が、
    人びとの生活に根づいています。旅行では、雨季明けにともに9日間続く、ドゥルガー女神信仰とインド叙事詩ラーマヤナを下敷きとするふたつのヒンドゥー教祭礼の期間にあわせて現地に赴きます。諸勢力の興亡を物語る史跡や信仰の異なる宗教施設を訪ね、人びとの多様な価値観、変容する信仰のあり方をさぐります。
     女神信仰の盛んな地域では昼夜を問わず祭礼プログラムを、ラーマ信仰が盛んな地域では夜、野外劇ラーム・リーラーを鑑賞することができます。地域によって異なる信仰対象、集落の規模や日を追うごとに様子が変化する祭礼をじっくり堪能します。

    講師
    三尾 稔(国立民族学博物館教授)

    ウダイプルの女神像。祭礼の翌日(10日めに当たる日)、女神を異界に返すため、女神像は湖に投入される(提供・三尾稔)

    期間
    2018年10月13日(土)~10月22日(月) [10日間]

    申込締切
    2018年8月31日(金)

    定員
    25名(最少催行人数15名)

    参加費用
    335,000円(他、空港使用料等が必要です)

    備考
    ■お一人部屋(有料)のご希望もうけたまわります。
    ■正会員、体験会員にご登録いただくことで一般の方もご参加いただけます。

    野外劇ラーム・リーラー。ラーマ祭礼ではダシェラー(10日めに当たる日)でラーマ王子の勝利を祝って魔物の紙人形が燃やされる(提供・西遊旅行)
    カパーサン町のスーフィー聖者廟。見学する日は聖者の昇天を記念する祭礼の日(提供・三尾稔)
    ウダイプルの人びとの信仰を集めるヒンドゥ教のジャグディーシュ寺院(提供・三尾稔)
    ラーナクプルのジャイナ教寺院。ジャイナ教は苦行・禁欲主義で知られる(提供・三尾稔)

    第91回 モンゴル、遊牧の民に出会うー揺籃の地オルホン川上流域と草原都市ウランバートルを訪ねる⑵

    タイトル
    モンゴル、遊牧の民に出会うー揺籃の地オルホン川上流域と草原都市ウランバートルを訪ねる⑵

    内容
     みなさんの声にお応えして、2018年もモンゴル国にまいります!
     モンゴル高原では古来、さまざまな民族が主役の座を交代しながら遊牧文明が維持されてきました。そこで育まれた移動性と柔軟な精神を受け継ぐのがモンゴル遊牧民です。遊牧民族の興亡を物語る史跡が点在する緑豊かなオルホン川上流域エリアと国の人口の約半数が居住する首都ウランバートルを訪ね、草原と都市、過去と現在を比較しながらモンゴル遊牧民の営みとその精神をさぐります。遊牧民のゲルを訪ね、搾乳や乳製品づくり、羊の解体などを見学します。 白い食べもの(乳製品)と赤い食べもの(肉料理)を楽しみましょう。 中央・北アジア展示場のゲルの持ち主であったエンフバト家も訪ねます。詳細はチラシをご確認ください。

    講師
    小長谷 有紀(国立民族学博物館教授)
    イチンホルローギーン・ルハグワスレン
        (モンゴル科学技術大学教授)

    期間
    2018年8月8日(水)~8月15日(水) [8日間]

    放牧前の家畜。うしろには緑豊かなオルホン川上流域の草原

    申込締切
    2018年6月5日(火)

    定員
    24名(最少催行人数15名)

    参加費用
    398,000円(他、空港使用料等が必要です)

    突厥碑文。漢字と突厥文字で異なる歴史が刻まれている

    備考
    ■お一人部屋(有料)のご希望もうけたまわります。
    ■正会員、体験会員にご登録いただくことで一般の方もご参加いただけます。