友の会について
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21世紀の世界のただしい理解のために

世界には3000ほどの民族があるといわれています。それぞれの民族集団は独自の文化、社会を形成しています。それを実地に調査して、比較研究するのが民族学です。

全世界を舞台に活躍する現代日本人にとって、各地の民族についての正確な知識は欠かすことができないものです。また、異質な文化にふれることによってえられる新鮮な驚きや感動は、ゆたかな国際性を培う基礎となるでしょう。これらの知識や感動は地球市民たる日本人の重要な教養として、たいせつにしなければなりません。

「国立民族学博物館友の会」では、民族学の研究センターである国立民族学博物館の研究者の協力のもとに、『季刊民族学』 を発行し、多様な文化に直接ふれる 「研修の旅」や「体験セミナー」、各種講演会などを開催しています。

わたしどもはそれらの活動を通じて、「友の会」会員のみなさまに的確で豊富な民族情報を提供し、21世紀の世界のただしい理解のために、かならずお役にたてることと確信しております。

ぜひ、「国立民族学博物館友の会」にご入会のうえ、これらの活動に参加していただくことを期待しております。

梅棹 忠夫