第314回 海を利用するひとびと2 サンゴ礁の特殊海産物

演題
海を利用するひとびと2
サンゴ礁の特殊海産物

内容
東南アジアのサンゴ礁には、鼈甲や真珠、ナマコなどを採って生活してきた人びとがいる。そのほとんどは、地元で消費されることはなく、中国などへ輸出されてきた。サンゴ礁の劣化や資源の採りすぎが報告される今日、かれらの生活がどのように変化してきたのかを紹介する。

※講演会終了後、講師との懇談会(約1時間)をおこないます。当日、講演会受付でお申し込みください。

講師
赤嶺 淳(名古屋市立大学人文社会学部助教)

日時
2004年8月7日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第313回 海を利用するひとびと1 北方先住民の生業活動

演題
海を利用するひとびと1
北方先住民の生業活動

内容
極北の民イヌイットは、カナダ政府とともにシロイルカなどの水産資源を共同で管理しながらその持続可能な利用をめざしている。かれらがいかに水産資源を利用しているか、さらに現在どのような問題に直面しているかを紹介する。

講師
岸上 伸啓(国立民族学博物館助教)

日時
2004年7月3日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第71回 中央アジアの多民族社会における「民族間対話」・「地域社会対話」の仕組み

演題
中央アジアの多民族社会における「民族間対話」・「地域社会対話」の仕組み

内容
長年内戦に苦しんだタジキスタンやアフガニスタンのような多民族社会では、 紛争の平和的解決・予防の伝統的仕組みが十分に認識されてこなかった。

今回は、その一例として、中央アジアにおける「民族間対話」を紹介する。

講師
ティムール・ダダバエフ(東京大学東洋文化研究所助教)

日時
2004年7月10日(土) 14時30分~16時

場所
東京芸術劇場5階 中会議室

定員
80名(申込先着順)

備考
■友の会会員:無料

第312回 ソ連崩壊後の中央アジア少数民族社会の変貌 ―高麗人を中心に 講師

演題
ソ連崩壊後の中央アジア少数民族社会の変貌 ―高麗人を中心に

内容
1937年の沿海州からの強制移住による苦難の歴史を経て、生活基盤や地位の確保をなした中央アジアのコリアン(高麗人)社会は、ソ連崩壊後の大きな変化に直面している。沿海州に戻る高麗人や、他国への移住を強いられている高麗人の近況を、同じく強制移住を経験したドイツ人社会およびユダヤ人社会との比較もふまえ、中央アジア諸国のあらたな国づくりにおける少数民族社会の姿として語る。

講師
李 愛俐娥(同志社大学一神教学際研究センター)

日時
2004年6月5日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第311回 【特別展「多みんぞくニホン ─ 在日外国人のくらし」関連】 ニホンに生きる多みんぞく(4) ―中国系のひとびと

演題
【特別展「多みんぞくニホン ─ 在日外国人のくらし」関連】
ニホンに生きる多みんぞく(4) ―中国系のひとびと

内容
日本には42万人に上る中国系の人々が暮らしている。チャイナタウンを拠り所とする老華僑。留学生として来日し、卒業後日本社会に溶け込むエリート新華僑。犯罪に巻き込まれる不法在留者。親戚を探し求めてきた帰国者たち。隣国中国からきた各グループの人々の特徴と暮らしぶりを、具体例をまじえて紹介する。

※講演会終了後、講師との懇談会(約1時間)をおこないます。当日講演会受付でお申し込みください。

講師
陳 天璽(国立民族学博物館助教)

日時
2004年5月8日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料