第312回 ソ連崩壊後の中央アジア少数民族社会の変貌 ―高麗人を中心に 講師

演題
ソ連崩壊後の中央アジア少数民族社会の変貌 ―高麗人を中心に

内容
1937年の沿海州からの強制移住による苦難の歴史を経て、生活基盤や地位の確保をなした中央アジアのコリアン(高麗人)社会は、ソ連崩壊後の大きな変化に直面している。沿海州に戻る高麗人や、他国への移住を強いられている高麗人の近況を、同じく強制移住を経験したドイツ人社会およびユダヤ人社会との比較もふまえ、中央アジア諸国のあらたな国づくりにおける少数民族社会の姿として語る。

講師
李 愛俐娥(同志社大学一神教学際研究センター)

日時
2004年6月5日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料