第357回 洋食文化研究(3) 雑誌『家の光』にみる農村の洋食

演題
洋食文化研究(3)
雑誌『家の光』にみる農村の洋食

内容
洋食は、都会の一般家庭だけでなく、農村にも普及していきました。大正末期刊行の農村向け家庭雑誌『家の光』の、工夫に満ちた奇妙な献立を紹介しながら、洋食を通じて農村に何がもたらされたのかを考えてみます。

※懇談会はおこなわれません。

講師
安井 眞奈美(天理大学准教授)

日時
2008年3月1日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第356回 洋食文化研究(2) 佐世保と洋食 ―ハンバーガー・レモンステーキ・海軍シチュー

演題
洋食文化研究(2)
佐世保と洋食 ―ハンバーガー・レモンステーキ・海軍シチュー

内容
最近、「佐世保バーガー」なるものをしばしば見かけるようになりました。ハンバーガーは、近年佐世保においては、対外的な町おこしの目玉、観光資源となっていますが、実は人々の日々の暮らしと結びついた存在です。そうした非「日本」的な食文化の成立や定着の経緯を考えてみましょう。

※講演会終了後、講師の先生との懇談会をおこないます。(約1時間)当日、講演会受付にてお申込みください。

講師
笹原 亮二(国立民族学博物館准教授)

日時
2008年2月2日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第355回 洋食文化研究(1) 洋食文化の場

演題
洋食文化研究(1)
洋食文化の場

内容
洋食は一般的に「日本化された西洋料理」と説明されますが、その「日本化」とはどのようなことでしょうか。“洋食”のコンセプトやその成立過程の考察をとおして、日本を成立させていく根拠を”和洋”という二項対立の概念に求めることを自明としてきた文化のありようについても考えてみましょう。

※懇談会はおこなわれません。

講師
川村 邦光(大阪大学教授)

日時
2008年1月5日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第354回 技術の伝承と創出(3) 道具研究の現在 ―新たな道具定義の提唱

演題
技術の伝承と創出(3)
道具研究の現在 ―新たな道具定義の提唱

内容
新たな定義によると、道具は人工物やものに限らず、技術や行動・言葉さえも道具になると考えます。世界の多様な生活の様子も参考にしながら、現代社会においてより人間らしく暮らすための新しい考え方や生き方、そして「もの」を創出する方法について考えてみませんか。

※講演会終了後、講師の先生との懇談会をおこないます。(15:40~16:30)当日、講演会受付にてお申込みください。

講師
小林 繁樹(国立民族学博物館教授)

日時
2007年12月1日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第353回 技術の伝承と創出(2) 海を生きぬく技術 ―マダガスカルにおける漁業発展と技術伝承

演題
技術の伝承と創出(2)
海を生きぬく技術 ―マダガスカルにおける漁業発展と技術伝承

内容
漁師の仕事は、逃げようとする魚の裏をかき、網や釣り針でとらえること。この知恵比べに勝つためには、先人から伝えられた知識や技術の体得と同時に、あらたな創意工夫も必要です。21世紀になって、漁業をとりまく環境が大きく変わったマダガスカル。そこでの漁業技術の革新をみるなかで、伝統の継承についても考えてみましょう。

※講演会終了後、講師の先生との懇談会をおこないます(約1時間)。当日、講演会受付にてお申込みください。

講師
飯田 卓(国立民族学博物館助教)

日時
2007年11月3日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料