第312回 ソ連崩壊後の中央アジア少数民族社会の変貌 ―高麗人を中心に 講師

演題
ソ連崩壊後の中央アジア少数民族社会の変貌 ―高麗人を中心に

内容
1937年の沿海州からの強制移住による苦難の歴史を経て、生活基盤や地位の確保をなした中央アジアのコリアン(高麗人)社会は、ソ連崩壊後の大きな変化に直面している。沿海州に戻る高麗人や、他国への移住を強いられている高麗人の近況を、同じく強制移住を経験したドイツ人社会およびユダヤ人社会との比較もふまえ、中央アジア諸国のあらたな国づくりにおける少数民族社会の姿として語る。

講師
李 愛俐娥(同志社大学一神教学際研究センター)

日時
2004年6月5日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第311回 【特別展「多みんぞくニホン ─ 在日外国人のくらし」関連】 ニホンに生きる多みんぞく(4) ―中国系のひとびと

演題
【特別展「多みんぞくニホン ─ 在日外国人のくらし」関連】
ニホンに生きる多みんぞく(4) ―中国系のひとびと

内容
日本には42万人に上る中国系の人々が暮らしている。チャイナタウンを拠り所とする老華僑。留学生として来日し、卒業後日本社会に溶け込むエリート新華僑。犯罪に巻き込まれる不法在留者。親戚を探し求めてきた帰国者たち。隣国中国からきた各グループの人々の特徴と暮らしぶりを、具体例をまじえて紹介する。

※講演会終了後、講師との懇談会(約1時間)をおこないます。当日講演会受付でお申し込みください。

講師
陳 天璽(国立民族学博物館助教)

日時
2004年5月8日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第70回 【特別展「多みんぞくニホン―在日外国人のくらし」関連】在日外国人の集住地域をめぐって

演題
【特別展「多みんぞくニホン―在日外国人のくらし」関連】
在日外国人の集住地域をめぐって

内容
外国人の急増により日本は多民族化しつつあるが、それにともなってさまざまな現象がおこっている。そのひとつが、外国人の集住地域の出現である。現在まで各時代にさまざまなタイプの集住地域が形成されてきたが、講演ではこれら代表的な地域をとりあげ比較する。

※講演会終了後は、庄司先生と金先生に新宿大久保のコリアンタウンをご案内いただきます。

講師
庄司 博史(国立民族学博物館教授、特別展実行委員長)
金 美善(関西大学非常勤講師、特別展実行委員)

日時
2004年5月29日(土) 13時30分~16時

場所
大久保地域センター 会議室B

定員
30名(申込先着順)

備考
■友の会会員:無料

第310回 【特別展「多みんぞくニホン ─ 在日外国人のくらし」関連】 ニホンに生きる多みんぞく(3) ―はじめての在日外国人展

演題
【特別展「多みんぞくニホン ─ 在日外国人のくらし」関連】
ニホンに生きる多みんぞく(3) ―はじめての在日外国人展

内容
現在、日本で外国にルーツをもつひとは200万人以上といわれ、社会的役割もましているが、彼らの生活や考えについてはあまり知られていない。在日外国人を対象とするはじめての特別展の目的や、多くのひとびとがかかわった展示の経緯を紹介する。

※終了後、特別展の見学会をおこないます。詳細は「みんぱく見学会」欄をご覧ください。

講師
庄司 博史(国立民族学博物館教授)

日時
2004年4月3日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第26回 特別展「多みんぞくニホン-在日外国人のくらし」

演題
特別展「多みんぞくニホン-在日外国人のくらし」

2004/04/03(土)

解説者
庄司博史 (特別展実行委員長 民族社会研究部教授)

内容
特別展ではさまざまなエスニック・コミュニティのくらしが紹介されています。それぞれの暮らしを知り、多民族・多文化社会の日本をあらためて考えてみましょう。 同日の講演会『ニホンに生きる多みんぞく(3)-はじめての在日外国人展』と続けてご参加ください。