第352回 特別展関連 オセアニアのくらし ―手仕事と癒しについて 講師

演題
特別展関連
オセアニアのくらし ―手仕事と癒しについて

内容
釘を一本も使わない航海用カヌーや、バナナの繊維で作った織物。オセアニアでは限られた資源を工夫し、見事な手工芸品が作られていました。カヴァやビンロウなど、ちょっと変わった嗜好品で日常を癒している様子も合わせて紹介します。

※講演会終了後、特別展見学会を講師のお二人の先生で開催

講師
印東 道子(国立民族学博物館教授)
白川 千尋(国立民族学博物館准教授)

日時
2007年10月6日(土) 講演会14時~15時/見学会15時15分(1時間程)

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第351回 技術の伝承と創出(1) 国の指定文化財とアイヌの工芸品

演題
技術の伝承と創出(1)
国の指定文化財とアイヌの工芸品

内容
アイヌの文化財で国による指定を受けているのはたった3件です。アイヌ文化振興法の制定により、アイヌの伝統工芸に対する認識は変わりつつはありますが、必要な植物などの素材が減少するなどアイヌ工芸をとりまく状況は依然として厳しいままです。文化財指定をめぐる状況などもふまえ、アイヌ工芸の今後について考えてみましょう。

※講演会終了後、講師の先生との懇談会をおこないます。(約1時間)当日、講演会受付にてお申込みください。

講師
佐々木 利和(国立民族学博物館教授)

日時
2007年9月1日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第350回 現代社会の宗教・信仰(4) 日本宗教の異文化伝道 ―米国における天理教の布教戦略

演題
現代社会の宗教・信仰(4)
日本宗教の異文化伝道 ―米国における天理教の布教戦略

内容
貧・病・争に苦しむ民衆を救うという点で大きな役割を果たしてきた日本の新宗教。高度経済成長を経て社会が豊かになるとともに布教対象、戦略も変更をせまられました。そうした新宗教の歴史と現在を知るために海外布教に力をいれる天理教をとりあげ、異文化伝道の可能性と困難点について考えます。

※講演会終了後、講師の先生との懇談会をおこないます。(約1時間)当日、講演会受付にてお申込みください。

講師
広瀬 浩二郎(国立民族学博物館助教)

日時
2007年8月4日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第349回 現代社会の宗教・信仰(3) 色のシンボリズム ―中国の事例にもとづいて

演題
現代社会の宗教・信仰(3)
色のシンボリズム ―中国の事例にもとづいて

内容
特定の色を文化的象徴として用いるのは世界共通に見られる現象で、その根底には宗教信仰とのかかわりが存在します。宇宙観、国家権力、呪力、食文化、年中行事、冠婚葬祭と「色」との関わりを通して、中国人の宗教観とその変化を考えてみましょう

※講演会終了後、講師の先生との懇談会をおこないます。(約1時間)当日、講演会受付にてお申込みください。

講師
韓 敏(国立民族学博物館助教)

日時
2007年7月7日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第348回 現代社会の宗教・信仰(2) 社会主義と宗教 ―旧ソ連とルーマニアの比較から

演題
現代社会の宗教・信仰(2)
社会主義と宗教 ―旧ソ連とルーマニアの比較から

内容
社会主義は無神論の立場から「宗教はアヘンである」と主張しました。しかし、社会主義の衰退とともに無神論はかつての勢いを失い、宗教はいま歴史の表舞台 にたっています。旧ソ連とルーマニアを事例に、近代的理性にもとづいた無神論とはなにか、また、人々が手放さなかった宗教とはなにかを考えてみましょう。

※講演会終了後、講師の先生との懇談会をおこないます。(約1時間)当日、講演会受付にてお申込みください。

講師
新免 光比呂(国立民族学博物館教授)

日時
2007年6月2日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料