第379回 アラブからみたヨーロッパ

演題
アラブからみたヨーロッパ

内容
ヨーロッパの人びとが「オリエント」をどのように見ているかという視点についてはこれまでも語られてきましたが、その逆の立場から語られることはあまりありませんでした。アラブ、イスラム世界からヨーロッパはどのように見えているのかについてお話します。

※講演会終了後、講師との懇談会をおこないます。(1時間程)講演の内容で気になったことや疑問など気軽にご質問いただける時間です。ぜひご参加ください。

講師
西尾 哲夫(国立民族学博物館教授)

日時
2010年1月9日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第378回 人類学者×人類学者(6) 鳥居龍蔵、鹿野忠雄、馬淵東一 ─ 台湾に魅せられた人類学徒たち

演題
人類学者×人類学者(6)
鳥居龍蔵、鹿野忠雄、馬淵東一 ─ 台湾に魅せられた人類学徒たち

内容
日本の人類学者が海外ではじめて本格的なフィールド調査を行ったのが台湾でした。当時、未開の民と考えられていたオーストロネシア系の原住民族に向き合った3人の研究者の足跡をたどりながら、戦前日本の人類学のモードを探ります。

※講演会終了後、講師との懇談会をおこないます。(1時間程)講演の内容で気になったことや疑問など気軽にご質問いただける時間です。ぜひご参加ください。

講師
野林 厚志(国立民族学博物館准教授)

日時
2009年12月5日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第377回 人類学者×人類学者(5) 泉靖一と戦後日本の人類学研究のあゆみ ─ 南米研究を中心に

演題
人類学者×人類学者(5)
泉靖一と戦後日本の人類学研究のあゆみ ─ 南米研究を中心に

内容
東大に日本初の人類学講座をひらいた泉靖一。朝鮮半島での民族調査から始まり、アンデスの考古学調査を率いた泉は、晩年には民博の設立にも携わります。彼がおこなった調査や研究をたどることで、戦後日本の人類学研究のあゆみをお話します。

※講演会終了後、講師との懇談会をおこないます。(1時間程)講演の内容で気になったことや疑問など気軽にご質問いただける時間です。ぜひご参加ください。

講師
関 雄二(国立民族学博物館准教授)

日時
2009年11月7日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第376回 特別展「自然のこえ 命のかたち」関連 カナダ先住民のこれまでとこれから ─ 生業と文化の権利を中心に

演題
特別展「自然のこえ 命のかたち」関連
カナダ先住民のこれまでとこれから ─ 生業と文化の権利を中心に

内容
カナダ先住民とは、ファースト・ネーションズ(インディアン)とメイティ、イヌイットです。彼らの歴史から現在の生活について、生業や文化の権利、先住民運動、国家との関係に着目しながら紹介します。

講師
岸上 伸啓(国立民族学博物館教授)

日時
2009年10月3日(土) 14時~15時

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料

第375回 先住民のいま(3) 共生の道をさぐる「先住民」 ─ オーストラリアにて

演題
先住民のいま(3)
共生の道をさぐる「先住民」 ─ オーストラリアにて

内容
昨年、オーストラリアのラッド首相がこれまでの先住民政策のあり方について謝罪しました。現在のアボリジナル社会におけるさまざまな現象や問題は、自国の国民の内に「先住民」という区分けが意識され、彼らのみを対象とした施策がおこなわれたことと深く関係するのではないでしょうか。先住民であるかないかに限らず、多様な人々がともに社会を構成することがさけられない現代。共生社会への道程としてオーストラリアの事例を読みときます。

※講演会終了後、講師との懇談会をおこないます。(1時間程)

講師
松山 利夫(国立民族学博物館教授)

日時
2009年9月5日(土) 14時~15時30分

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料