第450回 新東南アジア展示関連 イスラーム化と向き合う先住民 新東南アジア展示から読みとく

演題
新東南アジア展示関連
イスラーム化と向き合う先住民 新東南アジア展示から読みとく

内容
世界的なイスラーム復興の影響を受け、マレーシア政府は、1970年代からイスラーム化政策を推進するようになり、1980年代以降は、精霊信仰・アニミズムを保持する先住民オラン・アスリに対してイスラーム宣教活動を本格化させていきました。30年以上に及ぶイスラーム化政策は、オラン・アスリの社会にどのような影響をもたらしたのでしょうか?熱帯ジャングルに生きる森の民オラン・アスリの未来可能性について、考えてみたいと思います。

※講義(14時~15時10分)終了後、東南アジア展示場の見学会をおこないます。

講師
信田 敏宏(国立民族学博物館教授)

日時
2016年1月9日(土) 14時~16時

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料