第425回 くすりの民族学

演題
くすりの民族学

内容
現在の日本は医学が発達し、長生きで健康的な生活が送れるようになりました。これは西洋医学のおかげですが、一方で高額な医療費、効き目の強い薬が用いられるなどの弊害も抱えています。そうした中で、日本に限らず世界各地の土着的な医療が見直されつつあります。日本ではいまも伝統的な売薬や民間薬が活用されています。日本人の薬の使用の歴史を考えながら、薬草についてお話します。

※講演会終了後、質疑応答を中心とした懇談会を開催します(1時間程度)

講師
小山 修三(千里文化財団理事長、国立民族学博物館名誉教授)

日時
2013年11月2日(土) 14時~15時

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

定員
96名(先着順)

備考
■友の会会員:無料