季刊民族学176号 2021年春

特集 隣りのアフリカ人――グローバル世界を生きる人びと

21世紀にはいり、中国、ベトナム、日本などアジアをめざすアフリカ人が増えています。商売や出稼ぎ、留学など目的はさまざまですが、音楽やダンス、宗教、料理、サッカー、ヒップホップなど、多様な文化とともに遠く故郷を離れアジアにやってきたアフリカの人びと。よりよく生きるために、世界を自在に行き来する心性の源をあきらかにし、アフリカーアジアが共鳴しあう現代文化のゆくえを考えます。

2021(令和三)年4月25日発行
発行所:公益財団法人 千里文化財団

『季刊民族学』は「国立民族学博物館友の会」の機関誌です。
「国立民族学博物館友の会」へご入会いただければ定期的にお届けいたします。

季刊民族学175号 2021年冬

特集 生き物と現代文明

2020年11月に「『いのち』をめぐる文明的課題の解決に向けて」という統一テーマのもと、比較文明学会第38回大会が、国立民族学博物館で開催されました。

新型コロナウイルス感染症のパンデミックという、まさに「いのち」にかかわる重大な文明的課題が問われています。

本特集では、この大会で開催されたシンポジウム「生き物をめぐって現代文明を考える」を核に、あらためて、われわれの生命観や生き物をめぐる現代文明のあり方を考えます。

2021(令和三)年1月25日発行
発行所:一般財団法人 千里文化財団

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174号 2020年 秋

特集 キリスト教受容のかたち
   ――世界史のなかのかくれキリシタン

教科書でもよく知られている「聖フランシスコ・ザビエル像」。
ほかのキリシタン遺物とともに、この絵が大阪府茨木市の山間の集落から発見されて今年で100年になる。

国立民族学博物館からもそう遠くないその集落は、江戸幕府がキリスト教を禁止した後も、密かに信仰を続けていたかくれキリシタンの里だった。

日本にキリスト教が伝来した戦国時代は世界史で言えば大航海時代である。日本ではその後、鎖国・禁教下でかくれキリシタン信仰が生まれたが、キリスト教の布教と受容のさまざまなかたちが世界各地にあった。

世界史のなかでかくれキリシタン信仰を考えてみたい。

2020(令和二)年10月25日発行 
発行所:一般財団法人 千里文化財団

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173号 2020年 夏

特集 土方久功と中島敦のパラオの日々

1929年以来十数年を南洋で暮らし、現地社会に溶け込み、創作活動と民族誌調査をおこなった美術家・土方久功。国立民族学博物館には土方久功の収集した民族資料、日記、草稿やノート類などが収蔵されています。一方、漢文調の端正な文体と、空間・時間を自在に操る構成力をもった文学者・中島敦。ふたりの奇跡的な出会いがあったのが、旧南洋群島のミクロネシア・パラオでした。本年は土方の生誕120年の記念の年にあたり、本特集では、その後のパラオ社会の持続性と変化の諸相もふくめ、土方の民族誌学や美術、中島の文学を振り返ります。

2020(令和二)年7月25日発行 
発行所:一般財団法人 千里文化財団

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172号 2020年 春

特集 梅棹忠夫生誕100年記念
「1970年、梅棹忠夫が見ていた未来」

2020年は梅棹忠夫生誕100年、そして大阪万博50年にあたります。1970年当時は未来に関する論考が多く登場しました。梅棹氏は「明るいペシミスト」を自称し、人類の未来に悲観的ではあったけれど、知の追求だけが人類の希望だと考えていたのではないでしょうか。『知的生産の技術』はそれを支える技術と言えます。当時梅棹忠夫氏が見ていた未来を、未来学の提唱、大阪万博との関わり、知的生産の技術、の三点から探ります。

2020(令和二)年4月25日発行 
発行所:一般財団法人 千里文化財団

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