【3月7日】第498回 災害を伝える

演題
災害を伝える

内容
2020年1月17日で、阪神・淡路大震災から25年となります。この間だけでも、国内外で多くの災害が発生し、そのたびに体験や教訓を伝えていくことの大切さが叫ばれてきました。1月末に神戸で開催される「世界災害語り継ぎフォーラム」のお話をまじえながら、「災害を伝える」ことについて、そのさまざまな試みや課題について考えてみましょう。
※講演会終了後、講師を囲んで懇談会をおこないます(40分)。

阪神淡路大震災1.17のつどい[神戸市中央区東遊園地(撮影・林勲男)


講師
林 勲男
(国立民族学博物館教授)

日時
2020年3月7日(土)
13時30分~14時40分

場所
国立民族学博物館2階 
第5セミナー室

定員
96名(当日先着順)

備考
■友の会会員:無料、一般:500円

国立民族学博物館ミュージアム・ショップの年末年始の休業について

12月28日〜2020年1月4日までミュージアム・ショップは休業いたします。それにともない、本Webサイトでのご購入申し込みにつきましても、対応は1月5日以降になりますので、あらかじめご了承ください。また、年内のご購入お申し込みの場合でも、12月20日以降のご入金の場合、入金確認が年明けになる場合がございます。その場合、商品の発送は入金確認後ですので、年明けの発送になりますこと、あらかじめご了承ください。よろしくお願いいたします。

理事長徒然草(第7話)
「このたびの災害(台風15号、19号)に寄せて」

このたびの台風15号ならびに台風19号による被害は東海、関東、甲信越、東北の諸地方を中心に全国の広範囲におよび、おおくの犠牲者をだしたばかりか、その復興も遅々としてすすまない状況がつづいております。罹災者には心よりお見舞いをもうしあげますとともに、1日もはやく安心・安全の日常生活をとりもどされることをねがうばかりです。

日本列島は太古より自然災害の頻発するところではありましたが、近年、想定外と称される各種の災害におそわれるようになりました。それにたいし、防災はもとより、減災や縮災、あるいはダメージ・コントロールといった概念がしばしばつかわれ、さまざまな対策と対応が講じられています。ハザードマップ、緊急避難情報、指定避難所など、かぞえあげればきりがありません。

人類と災害の歴史をふまえ、昨今のような甚大な被害に遭遇すると、自然と人間との関係をあらためて問う必要性を感じます。人類はずっと自然と共生しながら暮らしてきましたが、しだいに自然を克服する方向にむかい、今度はその自然に逆襲されるかのような事態に直面しています。

梅棹忠夫は人類の歴史を「生態系から文明系」というテーゼで解き明かそうとしました。人間=自然系から人間=装置系(制度系)と言い換えてもいますが、わたしはその先に、文明=生態系とでも言うべき課題が人類を待ち受けているのではないかとかんがえています(注)。

ふりかえれば昨年、国立民族学博物館は6月18日に大阪府北部地震に見舞われ、3カ月の休館を余儀なくされました。9月4日には台風21号の直撃を受け、千里万博公園の木々がつぎつぎになぎたおされました。今回の台風・洪水被害も他人事とはおもえません。あらためて弔意を表し、お見舞いをもうしあげる次第です。(2019年10月24日)

【注】
拙稿「『生態系から文明系』再考―谷口国際シンポジウム『文明学部門』の遺産」比較文明学会30周年記念出版編集委員会編『文明の未来―いま、あらためて比較文明論の視点から』東海大学出版会、2014年、35-36頁。

台風による被害を受けられたみなさまに心よりお見舞い申しあげます。

 このたびの台風19号の被害により、当該地域の方におかれましては、一方ならぬご心労のことと心よりお見舞い申しあげます。
 また、くれぐれも健康に留意されまして、一日も早い復旧と平常の生活に戻られますことを切にお祈り申しあげます。
 なお、刊行物のご送付先の変更等ございましたら、どうぞご遠慮なくお申し出ください。

国立民族学博物館友の会事務局

【終了】第37回人文機構シンポジウム「この世のキワ―自然と超自然のはざま」

本催しは定員に達したため、受付を終了します。
たくさんのご応募ありがとうございました。
なお、10/19(土)までに、往復ハガキにてお申し込みいただいたみなさまには、近日中に参加票を郵送いたします。

日時
2019年11月23日(土・祝)
13:00~16:30(受付開始12:30)

場所
グランフロント大阪北館タワーC8階
ナレッジキャピタルカンファレンスルーム
タワーC RoomC 01+02

参加費
無料

定員
200名(要事前申込・先着順/定員に達し次第締切り)

登壇者
ジル・クック(大英博物館 学芸員)
山中由里子(国立民族学博物館 教授)
黒川正剛(太成学院大学 教授)
木場貴俊(国際日本文化研究センター プロジェクト研究員)
小松和彦(国際日本文化研究センター 所長)

主催
大学共同利用機関法人 人間文化研究機構

後援
文部科学省

お問い合わせ
第37回人文機構シンポジウム事務局(一般財団法人千里文化財団)
06-6877-8893(平日9:00-17:00)