千里文化財団とは
千里文化財団とは

一般財団法人 千里文化財団とは

あたらしい世紀にむかって

一般財団法人千里文化財団が活動の拠点とする千里の地は、1970年に開催された日本万国博覧会以来、国際都市としての知名度をたかめてまいりました。さらに、近年では大学や学術研究機関、文化施設などがつぎつぎと新設され、いまや国際文化学術研究都市ともいうべき、独自の知的空間を形成するまでになりました。

千里文化財団では、千里という都市のもつ特性や機能をじゅうぶんに反映させて、さまざまな事業をおこなっております。当財団は、永年にわたってわが国の民族学(文化人類学)の発展に貢献してきた財団法人民族学振興会の千里事務局を母胎として、1983年に誕生しました。千里事務局当時から1977年に開館した国立民族学博物館に対する支援事業、および各種シンポジウムなどの企画と運営をおこなってまいりました。そこでつちかわれた民族学的視点は、国際的な問題のみならず、現代社会をとりまく諸相を解く鍵として、ますます重要かつ必要となってまいりました。民族学は、こまかく専門に分化した学問ではとらえきれない問題をより総合的な視点から見なおして、解決の手がかりをしめすことができます。

千里文化財団は国立民族学博物館をはじめ各種研究機関とふかく連携をたもちながら、多面的な事業を展開し、今後とも地域社会、および国際社会に貢献してまいりたいと存じます。なにとぞご理解、ご協力をたまわりますようおねがいもうしあげます。

( 梅棹忠夫 国立民族学博物館初代館長、財団法人千里文化財団元会長 )

千里文化財団 沿革(敬称略)

1976年
民族学振興会 (保谷市) は国立民族学博物館の活動を支援するために千里事務局を設置。
博物館担当理事に梅棹忠夫館長、財団担当理事に佐治敬三 (サントリー株式会社社長) が就任。
「国立民族学博物館友の会」の発足準備に着手
1977年
「国立民族学博物館友の会」を発足( 5月10日 )
『季刊民族学』『月刊みんぱく』創刊( 10月 )
国立民族学博物館が開館( 11月 )
ミュージアム・ショップを設置
1978年
「友の会ニュース」創刊( 5月 )
1982年
開館5周年を迎える。
開館5周年記念事業として記念講演会「世界を見る目」(梅棹忠夫)等を開催
1983年
永年にわたってわが国の民族学・文化人類学の発展に貢献してきた民族学振興会の千里事務局が母体となり、「財団法人千里文化財団」が発足。会長に梅棹忠夫、理事長に佐治敬三、専務理事に湯浅叡子が就任。( 11月1日 )
千里文化財団はその社会的要請に応えるため、千里事務局時代からおこなってきた「国立民族学博物館友の会」の運営をはじめとする同館への協力事業を一段と進めるほか、民族学・文化人類学の振興に基盤を置きつつ、文化的、国際的諸問題の調査・研究、各種催し物の企画・実施、研究会の企画・運営など、広範な事業を開始
※1999年の財団法人民族学振興会の解散以後、民族学・文化人類学の発展と普及の役割を担う日本唯一の財団として活動している
1984年
「財団法人千里文化財団の出発を祝う会」開催( 2月 )
1987年
開館10周年を迎える。
開館10周年記念事業として、巡回展「神々のかたち — 仮面と神像」等を開催。
「友の会」発足10周年記念「みんぱく大集合」実施
1997年
開館20周年を迎える。
開館20周年記念事業として、記念講演会「21世紀世界と民族学」(石毛直道、河合隼雄)等を開催。
「友の会」発足20周年記念「みんぱく大集合」実施
2000年
小林庄一郎(関西電力株式会社相談役)が理事長に就任
2001年
『季刊民族学』100号刊行。「友の会」発足25周年記念事業を実施
2007年
開館30周年を迎える。
開館30周年記念事業として、記念講演・対談「モザイクの思考 — 多様性を求めて— 」(養老孟司、松園万亀雄)等を開催。「友の会」発足30周年記念「みんぱく大集合」実施。
博物館内の友の会カウンターをリニューアル
2009年
「みんぱくフリーパス」の導入
2010年
「国立民族学博物館キャンパスメンバーズ」の導入
2013年
新公益法人制度に伴い一般財団法人(非営利型)へ移行する。( 4月1日 )
理事長に小山修三が就任