日本万国博覧会記念公園シンポジウム2024
協働・共創の万博をめざして
あと半年で2025年大阪・関西万博が開幕します。本シンポジウムでは、万博に向けてどのような準備がなされているのか、具体的な取り組みをお伝えいたします。
当財団では、1970大阪万博が生み出したレガシーである万博記念公園、ならびに国立民族学博物館と協働し、「人類の進歩と調和」をテーマとした1970年大阪万博から得られた経験や知見を、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとした2025年大阪・関西万博にどう活かし、未来に伝えていくか、について考える機会として、2021年度より毎年シンポジウムを開催しています。
2025年大阪・関西万博開幕を半年後にひかえての開催になる本シンポジウムでは、過去3回のシンポジウムの成果が実際の万博にどういかされつつあるのか、万博にかかわる方がたから具体的にご報告いただきます。パネルディスカッションでは、2025年大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を中心にとりあげ、「共創」、「SDGs」、「コミュニティ」、「教育」、「多文化共生」、「情報化」、「2025レガシー」、万博コンセプト「People’s Living Lab – 未来社会の実験場」などをキーワードに、万博のあり方について討論します。
開催日
2024年10月26日(土)
13時30分~16時30分(13時開場)
会場
国立民族学博物館 みんぱくインテリジェントホール(講堂)
参加費
無料
参加方法
①会場(定員350名、要事前申込、先着順)
②オンライン[ライブ中継](予約不要)
※当日、本ページでライブ配信いたします。
予約受付期間
2024年9月9日(月)~10月18日(金)
:中牧弘允 千里文化財団理事長
13:40 シンポジウム開催にあたって「協働・共創の万博をめざして」
:吉田憲司 国立民族学博物館長
14:00 事例1) 万博テーマ事業<いのちを高める>(クラゲ館)における
共創・協奏の旅路と背後の哲学
:中島さち子 株式会社steAm代表取締役、
大阪・関西万博テーマ事業プロデューサー
(シグネチャーパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館」)
14:20 事例2)「いのち」を大切にする社会を目指して
―「いのち会議」と「いのち宣言」
:堂目卓生
大阪大学総長補佐、社会ソリューションイニシアティブ長
14:40 事例3)万博学という視座
:佐野真由子 京都大学大学院教授
15:00 休憩(15分間)
15:15 パネルディスカッション
:パネリスト 中島さち子、堂目卓生、佐野真由子
:ファシリテーター 吉田憲司
16:30 閉幕
主催:公益財団法人千里文化財団
共催:大阪府、国立民族学博物館
協力:国立大学法人大阪大学、公益財団法人日本民芸館、大阪モノレール株式会社、公益財団法人関西・大阪21世紀協会、万博記念公園マネジメント・パートナーズ
後援:公益社団法人2025年日本国際博覧会協会、吹田市、NHK大阪放送局
これまでの日本万国博覧会記念公園シンポジウム
2021「人類・いのち・万博-1970から2025に向けて」
2022「人類よ、どこへ行く?ポストコロナの世界を占う Quo vadis. homini?」
2023「『日本人』の内と外-異文化接触を語り合う」