第88回 海外所蔵のアイヌ民族資料 ―先住民博物館をめぐって

演題
海外所蔵のアイヌ民族資料 ―先住民博物館をめぐって

内容
先住民をめぐる世界の動向をうけて、国立のアイヌ民族博物館設立が話題にのぼっています。しかし、国内の資料だけでは、アイヌ文化の時代差や地域差を具体的に展示することは難しいのです。そこには近代日本の先住民政策や研究史などがからんでいます。
国立アメリカ・インディアン博物館を例にあげて考えます。

※講演会終了後、講師との懇談会をおこないます。(約1時間)

講師
小谷 凱宣(名古屋大学名誉教授)

日時
2009年9月13日(日) 14時~15時30分

場所
JICA地球ひろばセミナールーム202

定員
40名(申込先着順)

備考
■友の会会員:無料

第87回 アンデスの遺跡と人びとのくらし

演題
アンデスの遺跡と人びとのくらし

内容
ペルーに今も残る数多くの遺跡は、16世紀にインカ帝国が滅亡するまで3000年以上も続いた古代アンデス文明の営みを今日に伝える貴重な歴史的遺産であるとともに、その近辺に住む人びとの生活にも、さまざまな関わりを持つようになっています。

過去の歴史と現在の生活がまじわるアンデスの遺跡についてお話しします。

※講演会終了後、講師との懇談会をおこないます。(約1時間)

講師
加藤 泰建(埼玉大学副学長)

日時
2009年7月25日(日) 14時~15時30分

場所
JICA地球ひろばセミナールーム202

定員
40名(申込先着順)

備考
■友の会会員:無料

第86回 人類学のあゆみ(2) アメリカの人類学者たち ―ボアズ、ベネディクト、ギアツ

演題
人類学のあゆみ(2)
アメリカの人類学者たち ―ボアズ、ベネディクト、ギアツ

内容
近代人類学はどのように出発してどのように発展してきたのでしょうか。またそれを築いた人類学者たちはどの ような人物だったのでしょうか。彼らの人生や経歴、時代背景などにも触れながら、人類学研究のあゆみをたどります。

1回目のフランス・イギリスの人類学に続いて、レヴィ=ストロースとの関わりもふまえ、アメリカ合衆国の人類学について語っていただきます。

講師
竹沢 尚一郎(国立民族学博物館教授)

日時
2009年1月17日(土) 14時~15時30分

場所
JICA地球ひろばセミナールーム302

定員
60名(申込先着順)

備考
■友の会会員:無料

第85回 人類学のあゆみ(1) フランス・イギリスの人類学 ―マリノフスキーからレヴィ=ストロースまで

演題
人類学のあゆみ(1)
フランス・イギリスの人類学 ―マリノフスキーからレヴィ=ストロースまで

内容
近代人類学はどのように出発してどのように発展してきたのでしょうか。またそれを築いた人類学者たちはどの ような人物だったのでしょうか。彼らの人生や経歴、時代背景などにも触れながら、人類学研究のあゆみをたどります。

今回はイギリス、フランスの人類学について語っていただきます。

講師
竹沢 尚一郎(国立民族学博物館教授)

日時
2008年10月26日(日) 14時~15時30分

場所
JICA地球ひろばセミナールーム301

定員
60名(申込先着順)

備考
■友の会会員:無料

第83回 【座談会】 街角から見たウズベキスタンの過去と現在

演題
【座談会】 街角から見たウズベキスタンの過去と現在

内容
『広辞苑』では、嗜好品をつぎのように定義づけています。「栄養摂取を目的とせず、香味や刺激を得るための飲食物。酒・茶・コーヒー・タバコの類」。はたして、嗜好品についてのこの定義は充分なものといえるのでしょうか。嗜好品の起源や歴史をみるかぎり、嗜好品のもつ社会的意味は『広辞苑』の定義以上におおきいとおもわれます。
嗜好品の人類史的意味について考えてみます。

講師
加藤九祚(国立民族学博物館名誉教授)、
大村次郷(写真家)
コーディネーター
西岡圭司(『季刊民族学』編集長)

日時
2008年6月22日(日) 14時~16時

場所
たばこと塩の博物館1F視聴覚ホール

定員
80名(申込先着順)

備考
■友の会会員:無料