演題
新しくなった南アジア展示
2015/05/02(土)
解説者
三尾 稔(民博准教授)
内容
演題
新しくなった南アジア展示
2015/05/02(土)
解説者
三尾 稔(民博准教授)
内容
演題
世界の食文化を学ぶ①
つくられる地域の食 スローフード発祥の地、イタリアから考える
内容
モノと情報が行き交う現代、均質化する食に疑問を投じ、食の在り方を見直す動きは、世界的な動向となっています。日本における地産地消をはじめ、食の安全や地域再興といった文脈のもと、地域に根差した食を実践化する傾向が数多く見られます。 一方で、ローカルな食の形成には、市場や国家、人びとの移動等、グローバルな現代社会の様相が複雑に関係するといわれています。食の安全だけでは語ることのできないローカルな食の形成について、イタリアを例に考えます。
※講演会終了後、講師を囲んで茶話会形式の質疑応答の時間を予定しています。(1時間程度)
講師
宇田川 妙子(国立民族学博物館准教授)
日時
2015年4月4日(土) 講演会14時~15時10分
場所
国立民族学博物館2階 第3セミナー室
定員
96名(先着順)
備考
■友の会会員:無料
演題
「氷の島」に生きる人びと
グリーンランド・イヌイットの文化と歴史
内容
極北に位置する、世界最大の島グリーンランド。全島の8割を厚い氷床が覆うこの「氷の島」では、人口の9割をイヌイット系の人びとが占めています。海域の狩猟と漁業を基盤に、寒冷な自然環境に適応した生活を営むグリーンランド・イヌイットとはどのような人びとなのでしょうか。また、地球規模の環境問題やグローバル化、本国デンマークとの関係は、彼らにどのような影響を及ぼしているのでしょう。彼らの文化と歴史、そして現在の様相を併せて紹介します。
※講演会終了後、展覧会「スピリチュアルグリーンランド」の見学会も予定しています。併せてご参加ください。
講師
岸上 伸啓(国立民族学博物館教授)
日時
2015年4月11日(土) 13時30分~15時
場所
モンベル渋谷店5Fサロン
定員
60名(申込先着順)
備考
■友の会、モンベル会員:無料
2014年におこなわれたスコットランド独立の賛否を問う国民投票は、テレビをはじめ各メディアで大きく取りあげられ、日本国内でも関心を集めた。また、スペインのカタルーニャ州でも独立にむけた住民の意思を問う投票がおこなわれた。 さらに新大陸に目を移すと、ケベックでは、カナダからの独立を求めるフランス系住民の動きが断続的に伝わってくる。しかし、なぜ独立したいのか、あるいはしたくないのか。生活や文化にねざす彼らの「本音」はなかなか伝わってこない。「キリスト教を求心力とする概ね一様な世界」という先入観にとらわれがちな西欧社会を見つめ直し、そこに生きる人びとの多様な暮らしぶりや思いについて考える。
2015(平成27)年4月25日発行
発行所:一般財団法人 千里文化財団
演題
いま、焼畑を考える 自然破壊か、それとも共生か
内容
熱帯では環境への負荷が指摘される焼畑農耕。一方でその営みは、自然の循環に寄り添った農業形態として見直される傾向にもあります。人類の歴史をふりかえると、熱帯を中心に、世界の広範な地域で営まれてきたことがわかります。現在においても、アマゾン、東南アジアやアフリカ、そして日本の一部の山村で継続的におこなわれている生業のひとつです。 本講演会では、世界各地および日本における焼畑の事例を紹介し、焼畑を通して人と自然の向き合い方を考え、私たちの未来を展望します。
講師
池谷 和信(国立民族学博物館教授)
日時
2015年3月7日(土) 講演会14時~15時/見学会15時10分~16時
場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室
定員
96名(先着順)
備考
■友の会会員:無料