165号 2018年 夏

国立民族学博物館創設時のコレクションのひとつに、大阪万博での展示のために収集された大阪万博関連資料があります。梅棹忠夫、泉靖一の指揮のもと多くの若き人類学徒が世界各地で収集活動を行ったこのプロジェクトのきっかけをつくったのが岡本太郎です。岡本太郎は、太陽の塔をはじめとした多くの芸術作品で知られているが、若き日にパリで民族学を学んだ民族学者の一面をもっています。本特集では民族学者としての岡本太郎に焦点を当て、民族学および民族学博物館が21世紀にいかなる可能性をもっているのかを探ります。

2018(平成30)年7月25日発行 
発行所:一般財団法人 千里文化財団

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