第480回絶滅危惧生物と人の交わり―捕獲、鑑賞、保全を中心に

演題
絶滅危惧生物と人の交わり
―捕獲、鑑賞、保全を中心に

温暖化の影響で絶滅の危機に瀕するホッキョクグマ(撮影・Bob Mesher)

内容
 ゴリラやアジアゾウ、スマトラトラ、アオウミガメ、トキら多種の生き物が絶滅の恐れがあると言われています。また、最近では、食料として利用されてきたナマコやマグロらも生息数が激減し、保全の必要性が叫ばれています。この講演では、世界各地における絶滅危惧生物と人との多様なかかわり方を概観した後に、北アメリカに生息するホッキョククジラやラッコ、ホッキョクグマをとりあげて、人との関係を歴史的な視点から検討します。
※講演会終了後、講師を囲んで懇談会(40分)をおこないます。

 

場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室

講師
岸上 伸啓(人間文化研究機構理事、民博併任教授)

日時
2018年9月1日(土) 13時30分~14時40分

定員
96名(当日先着順)

備考
■友の会会員:無料、一般:500円