季刊民族学177号 2021年夏

特集 焼畑と文明−−五木村から世界へ

国立民族学博物館の第二代館長 佐々木高明は、焼畑研究の第一人者、照葉樹林文化論の提唱者のひとりとして知られています。
1958〜60年に「最後の焼畑」を調査するために熊本県の五木村を訪問します。その後、国内外で焼畑の調査研究を進め、『日本の焼畑』『稲作以前』など、独自の日本文化形成論を構築しました。
焼畑とは人類にとってどのような営みなのか、日本における焼畑のはじまり、世界の焼畑の現在、焼畑が現代文明になげかける価値とは何か。佐々木の焼畑研究の原点の地、五木村から発信します。

2021(令和三)年7月31日発行
発行所:公益財団法人 千里文化財団

『季刊民族学』は「国立民族学博物館友の会」の機関誌です。
「国立民族学博物館友の会」へご入会いただければ定期的にお届けいたします。

季刊民族学177号 2021年夏